尾瀬:鳩待峠〜山の鼻〜スズヶ峰〜赤倉岳〜岳ヶ倉〜山の鼻〜鳩待峠

●日時 : 2019年5月2日(木)〜 4日(土)
●形態 : 山スキー メンバ:単独

予報が悪く当初より2日遅れの入山となったが、快晴で雪の状態も良くて念願の赤倉岳に登る事が出来ました。

5/2 小雨〜ミゾレ〜曇り〜晴れ
 前夜、尾瀬の第1駐車場泊りで朝起きると小雨。乗合バスは7:50だがジャンボタクシーが5時半頃には客待ちを始めていてそれに便乗、
6時頃には鳩待峠に着いた。 ただ,小雨が止む気配は無し。待っていても仕方ないので山の鼻へ向かう。
今回も85pのファンスキー、途中からシールを付けて行く。取り廻しも良く滑れるスノーシューといった感覚?で行けるのでこの季節には結構便利。
山の鼻を過ぎると人気は無くなるがトレースは幾つか残っていた。このころはミゾレ混じりになってくる。
左俣の二俣に9時過ぎ,ほぼ埋まっているので左の沢から尾根を辿る。ミゾレも次第に回復基調で時折青空が覗いて来た。
トレースの残る尾根を辿り、スズヶ峰への尾根に乗ってからテン場を探しながら行く。スズヶ峰まで行っても風が強そうなので樹林が混んでいる最後と思われる1900m辺りをテン場とした。
テントを張り終えた頃、2人組が通りかかる平ヶ岳〜中の岳までとのこと。自分もいつかは行ってみたいと思っていたがもう無理かな。
ここまででも疲れたので誰もいないテン場でノンビリ酒宴をして就寝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5/3 晴れ時々曇り

 赤倉岳を目指して朝6時過ぎに出発。雪は堅いがクトーを着けたファンスキーは軽快で良い感じ。奈良俣川源頭の鞍部を越え4年前に引き返したピーク手前へ。
見ると雪は繋がっていてナイフリッジはあるがトレースが薄っすらと残っている。雪も適度に緩んでいて条件は良さそう。
スキーをデボしアイゼンで行く、緊張したのは途中のナイフリッジ10m位の範囲だったがなんとかピークに立てた。
平ヶ岳〜越後へ続く奥利根の山々の眺めは最高。しばらく展望を楽しんで戻る。
計画では北面の沢を滑るつもりだったが下部は黒々として雪がなさそう、苦労しそうなので止めてテン場に戻る。
撤収後、至仏山方面へ尾根を辿るが至仏の北面は黒々して雪がなく岳ヶ倉辺りから猫又川へ降りることにする。
岳ヶ倉手前で重荷にへばり、トラバース気味に滑り昨日の二俣へ降りる尾根を滑っていく
シール付けたままでもこの板はそれなりに滑れたので改めてこの時期には向いてると思う。
二俣から昨日のルートを戻り山の鼻へ、赤倉岳へ登れた祝杯のために喧噪の山の鼻にテントを張る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5/4 晴れ曇り
 朝、尾瀬ケ原を散策。テント撤収後に鳩待峠へ戻る。峠ではジャンボタクシーが客待ちしていて、スムーズに戸倉まで戻れた。
10時〜の開店を待ち尾瀬ぷらり館でお風呂。高速は渋滞が嫌なので下道で帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コースタイム
5/2 鳩待峠6:10 - 山の鼻7:10/7:20 - 猫又川左俣二俣出合9:10 - スズヶ峰尾根1900m幕場 11:50
5/3 幕場 6:15 - 赤倉岳 8:00/8:20 - 幕場 9:40/10:40 - 岳ヶ倉手前 11:30 - 二俣出合 11:55 - 山の鼻 13:20
5/4 山の鼻 7:30 - 鳩待峠 9:00


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