南会津 会津駒ケ岳・大戸沢岳 山スキー

●日時 : 2012年1月8日,1月9日 前夜発日帰り2本
●形態 : 山スキー 160+DMFR メンバ:単独

昨シーズンはいろいろあって(地震も)山スキーはGWの一回のみ。今年はもう少しという思いも込めて行き慣れた会津駒周辺周辺へ、アルザをベースに日帰り2本の予定で前夜桧枝岐にはいる。

8日、今日は3年振りの駒へ。朝は少し出遅れ気味の8時前に林道に入る。定番ルートなので先行者のトレースはある。それを追って林道〜植林地へ、ここを抜けるとトレースの一部は左の尾根に直接登って行ったようだ。もうひとつはいつものヘアピンカーブから入り左の尾根に続いている。それを追って尾根からアンテナへ。支柱の埋まり具合で積雪量が大体わかる。今年の雪は平年並みといったところか。先行のトレースは単独の様子。それを使わせてもらっているのだがペース上がらないし、長続きしない。久しぶりの山行なので仕方ないが困ったもんだ。天気も風が強め雪も舞っていてあまり良くない。これでは上までま無理かとモチベーションも下がってくる。このペースでもラッセルしている先行者には追いつかるかなと思っていたが、1900m手前で降りてきた単独の方と会った。森林限界の上はホワイトアウト。ガス・風でだめとの事。ラッセルのお礼をして少し登っていくが森林限界手前であきらめた。休息の後に降り始めると4人パーティが登ってきた。声を掛けられ、よく見ると知り合いの2人もいました。少し話して滑り始めるが、雪は滑らず、トレースの上を行かないと止まってしまう。イマイチな滑りだ、アンテナ手前の斜面でようやく滑った気になった。まだ時間も早いのでのんびりとお昼にしていると、さきほどの4人とその仲間の3、4人も降りてきた。久しぶりに皆と遭遇ししばし歓談。途中まで一緒に降りて今日は終了。

<コースタイム> 登山口7:55 〜 2000m付近 12:10/12:40 〜 登山口 15時半頃

駒の湯でのんびりしたあとスーパーで買出し、今夜は一人焼肉反省会をしながら車中泊です。

9日、大戸沢岳へ。朝は青空が見えて今日はよさそう。少し早めに出てスノーシェード脇に車を止め登り始める。最初の沢状に入る手前でスノーシェードの反対側から入った先行者のトレースがあった。単独のようだ、今日もこれを追うことになるが、疲れ気味の体にはありがたい。(この辺りでラッセルしようと思うとかなり早めに出ないとだめだろう)この尾根は1386Pまでの最初の登りが辛いのだが、トレースを追っているにもかかわらずやっぱりペースが上がらない。2時間近くかかり1386Pの平らなところについて一息。この頃から雲行きが怪しくなり昨日と同じようになってきた。少し楽になった登りを続けていく、やせ尾根を越えた辺りでかなり先に先行者が登っているのが見えた。スキーで膝くらいのラッセルなのに早いものだ。森林限界近くなると風も強くなってきて今日もピークはあきらめムード。ここは何回も来ているので天気が良くないとすぐくじけてしまうのが難点かな。(大戸沢の登頂率は3割を切っているような気がする)最後の一登りの途中1900m辺りで休んでいると先行の単独者が滑り降りてきた。上まで行ってきたとの事。風もそんなに強くないと仰っていたが、自分はすでにもういいか!でのんびりする。その単独者、ファット板のようでこの深雪をあっさりとゲレンデのようなスピードで滑り降りていった。強いしすごい滑りと感心させらせました。雪は膝程度の気持ちいいパウダーで滑り出しはふんわか感を楽しむ。。が、途中で前転転倒。足にきているのかその後も3回くらい同じく前転転倒を続けてしまう。なんか体力も滑りも落ちてきてるな〜と、落胆。1386Pから先行者は北面に入っていった様子。今日の雪だと気持ち良いだろうなと思うが、自分はおとなしく登った尾根をそのまま滑り降りて終了。他には誰にも会わず今日は2人しか入山しなかったようだ。ここにしては珍しい。 燧の湯でのんびり、時間もあるので下道をゆっくりと帰った。

<コースタイム> 登山口7:25 〜 1386P9:10/9:20 〜 1900m付近13時頃 〜 下山14時頃

 以下写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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