朝日・小沢源頭の山々

●日時 : 2009年5月1日夜〜5日  前夜発3泊4日
●形態 : 山スキー curvo130+sil300  メンバ:5名 長、戸ょ、関、池、私

 さわぐるみに入会して初の春合宿。 山域の地形図を見てみると穏やかなのだがぐちゃぐちゃしていて良く分からん? 長南さん言う所の「魑魅魍魎」。 そんな不思議な雪世界で遊ばせてもらった4日間でした。

5月2日 初日

夜中0:30過ぎに小山発。 なんと夜中からGWの渋滞に捕まってしまい、入山口についたのは6時半ごろだったか。 ゆっくり準備して8時前ごろに出発。

 

大越からの広い尾根
遠くが小沢源頭の山々

 

天気も上々

 

だいぶ近づいてきたが
どれがどの山か良く分からんな〜

 

うしろは月山

 

東俣〜中俣へと辿り、中俣を遡る

 

源頭は広々とした別天地

 

ブナ林

 

雪の砂漠か!
暑いがいい感じ

 

砂漠のオアシス?
左手、割れていて水が出ていた

 

ふたたび稜線に出ると
遠く朝日の主稜線

 

離森
凸凸の真ん中を2-3ターンだけ滑り降りた。下まで行けばいいが登り返しが大変そう

 

朝日主稜線

 

霞み気味だけど良い展望です。その内行ってみたいですね。 

少し稜線を辿り、西俣に滑り降りて二俣で幕営。ブナに囲まれた良い所だが、まだ山域の地形が頭で整理できていない。 と言うかぐちゃぐちゃしすぎ。。。 でもこの源頭は広いし不思議といい雰囲気に包まれてます。

5月3日 2日目

 今日の目標は三足一分山。 妙な名前だ、登るのにわらじ3足とちょっと必要だったのか?
まず西俣右沢を詰めてだらっとした稜線にでる。

 

霞みがちだが、今日もそこそこの天気

 

風雪でブナが伸びられないでいた。
ハイブナ?

 

気持ちよさげな斜面です。

 

常に月山が望めます。

 

三足一分山山頂
小沢源頭の山々〜月山へと展望は想像以上。 良いところでした。

 

小沢源頭部
魑魅魍魎。。。混沌とした地形である。

 鞍部から枝沢を滑り降り小尾根を乗越してテン場へ戻る。今夜は中俣左沢の予定なので撤収後、西俣左沢を詰め尾根を越えて中俣右沢に入る。その右沢を詰めて若干の藪を掻き分け尾根を越え、中俣左沢に回り込む様に降りおりるとテン場予定地であった。 う〜ん、言葉でかくと余計に分からん。 沢・尾根を幾つ絡めて来たのだろうか、やっぱり混沌としている。 でも、今夜も美味しい手料理で宴会となりました。

5月4日 3日目

 鍋森を越え赤見堂を目指す。 今日は稜線を南下するのでこれまでよりは分り易い。

 

鍋森へ

 

正面が赤見堂
ずっと見えていてなかなか立派な山容である

 

稜線の状態は雪が切れてるとこもあり、あまり良くなさそう。

 

鍋森の辺りを南から見る。
 面白い模様が出来ているが、黄砂のためか雪はきれいじゃないな

 

1272Pから、
この先、雪庇の状態が良く無さそうで今回はここまでとなりました。
 赤見堂は次の課題。長南さんは深沢乗越を越えて横断も視野に入れてるようです。

 

鍋森〜離森

 

月山を望みながらテン場に戻る

テン場を尾根ひとつ越えた東俣に移動する。 今夜は豪華、お刺身で宴会でした。

5月5日 4日目

 今日は戻るだけだが、素晴らしく良い天気。

 

東俣のテン場付近

 

月山に向って戻ります。

 

今日が一番良い天気、
暑いくらい。。

 

左が鍋森、その奥が離森。尾根の向こうか小沢源頭
ようやく分かってきた。

 

その全容

 

遠く赤見堂

 

これが見納め、残りはまた来年ですかね。

 車に戻り、山菜、温泉、お蕎麦、とお決まりのコースでお終い。そして問題の帰路、5日3時〜4時GW帰り30〜40Km渋滞ピークにぴったり! さすがにこれにハマル気にならず、遠回りになるが太平洋沿岸ドライブで帰路につきました。(なんとか小山周辺ビパークは免れた?)

 すごく贅沢な時間を過ごした春合宿の4日間でした。 皆様お世話になりました。
しかし疑問が一つ、あのスキーに付着したタール状の物質。 いったい何なんでしょうか? シールのままのが滑るなんて、長年山スキーをやっているが初めて。 気温?、黄砂?でもこれは毎年何処でもある。 ここ特有とすると、あの不快なゴキブリが大気中に撒き散らすHCが原因かと疑いたくなってくる? 

ページTOPへ