上越 巻機山〜柄沢山

日時 : 3月8日(土)夜発 〜 10日(月)前夜発 1泊2日
形態 : 山スキー縦走(160ウロコ) メンバ: 単独

 山スキー再開当初から気になっていた巻機から南下する縦走ルート。  今回の予定は南下してナルミズ源頭〜朝日岳登り返し〜湯檜曽本谷源頭〜清水峠〜清水集落への 欲張り周遊ルートを1泊2日。
 ま〜、時期的にも未だ早いし、かなり無謀なプランだなー!? と思いつつも、何処まで行けるかとGW前哨戦 の意味合いを込めて、とりあえず出発です。

 高速深夜割になる石打SAで仮眠して清水集落へ早朝到着。 国道脇は未だ2m位の雪壁に覆われてます。  ここで準備して6:00出発。 さすがに巻機、トレースはいっぱいあるなーとろくに考えずに辿っていたら米子沢に向っているトレース だったらしく途中で間違いに気付く。 いきなり余計なアルバイト、何やってんだか。。

 

朝日が差し込む

今日は快晴のはず。。
明日の南低が気になるが、今日は気持ち良く登れそうです。

いい雰囲気

井戸の壁を登りきった辺りです。 8:00/8:20

展望が開けました

天気も最高..いいですね

ニセ巻への大斜面トラバース

先行者の後を辿る
出発は自分の方が早かったんだけど...

ニセ巻から谷川方面

ニセ巻10:05/30
雪の巻機3回目だけど、こんな展望は初めて感激!

これから辿る稜線

何処までいけるかな?

山頂から奥利根の山々

巻機山 11:10/25
しばし展望を楽しむ

奥利根の山々2

奥は燧かな?

至仏と奥利根湖

いつも会津側から見てるので反対側は新鮮です。

奥が米子頭かな?

雪庇が凄い、まだまだ厳冬期の様相です。  これから辿る所だけど、恐ろしくて左端は歩けませんね!

 いよいよ、南下縦走の始まりです。出だしは少し広々、適当にアップダウンの稜線を進む。 途中から狭くなり、左は雪庇、右はハイ松?帯のシュカブラで凸凹、で、その境目を登り滑りするが そこに割れが隠れていて、ミニヒドンクレパスと言った感じの落とし穴。 何回もハマッテしまう。

米子頭を振り返る

米子頭の下りはアイゼン着用、ピッケルまでは使わなかったが出した方が良かったと思った。

同じく別アングル

まー、ここまで滑り・シール・ツボ・アイゼンと結構忙しい上に落とし穴からの脱出もあり 思ったより時間を食ってしまった。

 ここで14:30近くそろそろ泊り場を気にしながら先に進む。 柄沢山の手前、広々した1809Pを越えたコル辺りで よさげなミニヒドンクレパスを探しはじめる。(ここまで何回も落ちてるので、少しは学習して、 うまく使えば雪洞になりそうだし大体の在りかも分かるようになった気がする)
 比較的なだらかな斜面にそれらしき場所を発見、端に乗ってみるとズボッと落ちて正解です。中を見ると意外と広い のでここに決定。15:20

 

雪洞入口

クレパスの端の方を拡張工事。(気持ち悪いのであまり奥までは入れません)、 40分くらいでほぼ完成。 この間の駒より天井も高く快適そーです。

夕暮れ間じか

日が当たってるの平ヶ岳かな?

夕暮れ2

稜線の西側を望む
この後、一人しみじみと飲んで就寝。 夜中は星が輝いていたが、明日の天気どーかな?

 翌朝、起きたばかりは雲が多いなー程度、低気圧の影響が少ないことを願うが...だめかな?
6:30出発

柄沢山

出発時は未だ見えていた。
ここも雪庇と割れがすごいです。

 柄沢山の山頂に7:00頃、ガスが濃くなり視界50〜100m位かなー、小雪もチラチラ、やっぱりダメ、 ここでエスケープです。 GPSで位置確認、とりあえず1620Pまでの尾根を目指して滑り始める 7:35。
 1620P付近まで来ると視界もそこそこになり一安心 8:00。 そこから柄沢川へ続く沢状に入るが、 雪はモナカ状の重ーい湿雪。 重荷ではとても滑れた代物ではなくコケながら慎重に降りて行く。 ほぼ本流に出たとこで昨日?のトレース発見。こっちに登る人も結構いるようですね。
 あとは、柄沢川を辿り清水集落に出て終了 9:10。 途中からは雨になってました。

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