北ア 立山・雷鳥沢ベース 山スキー

日時 : 11月23日(金)夜発 〜 26日(月)
メンバ: 単独 (長岡さんPと24昼〜25朝まで合流)

 3年ぶり2回目の立山初滑りです。 ここ2年続けて計画倒れになっていたので今年こそはと気合を入れ2日間の休みを取得してやっと実現となりました。  自分は都合で23日夜出発になり、21日夜発の長岡さんPとは24日合流する予定で楽しみです。

23日(金)夜 出発

  ここ数日寒波が来ていて雪の状態は良さそうだが、扇沢は満車かなー?  と心配しながら11時半頃着いてみると、一番下の無料P前まで路上駐車の列が続いている。  まずいなー。。とりあえず無料Pの空きを探すと、今日帰ったと思われるスペースが幾らか空いていた。  ラッキーと一安心したが立山初滑りの人気は物凄いと改めて感心してしまう次第です。

24日(土) 入山

 朝、今日は少ないかと思ったがゾロゾロと人の列、なんとか先頭集団に紛れ込んでようやく室堂に到着です。  なんかここまで来るだけで疲れてしまった。 
 ターミナルから外に出てみると、一面の雪景色。 ヤッパリこれが良いんだよねーと、気持ちを入れ替えつぼ足でキャンプ場を目指す。  しばらく振りの重荷でなかなか足が進まない。雷鳥荘への最後の登り返しが嫌になり、コルからの右斜面に今シーズン初滑り!  深めのパウダーで重荷では辛かったが一ノ越側のルートに合流してキャンプ場に出た。
 長岡さんPのテントをしばらく探して昼前に合流できた。 今日は雷鳥沢を滑ってきたそうです。

 テン場  

テン場と雷鳥沢

上の方はガスっているけど、テン場の雰囲気、 半年振りに見る雪山のロケーション!
良いですね。  

 
奥大日

奥大日を望む

こちらも良いです。
これらを眺めるだけでも来た甲斐が有ります。

 テントを張って一息入れた後、合流祝い?の乾杯。 今日は来るだけで重荷に疲れ気味、 また景色にも満足したので、そのまま祝宴〜夕食となりました。 結局、自分の食料には手をつけずに 早めに寝てしまいました。



25日(日) 雄山・山崎カール 〜 真砂岳下部 を滑る

 月と大日  

朝の奥大日

 朝のこの光景、一五夜の満月と奥大日の幻想的な雰囲気、感動です。
デジカメでこの雰囲気を出す事は難しい? デジタル一眼が欲しくなリました。

別山

別山に差し込む朝日

 別山

奥大日にも差し込む

 これから下山する長岡さんPを見送った後、山崎カールを目指してシールで7:35出発。
 天気は雲一つ無い快晴。大勢の人が入っているのでトレースはバッチリ。 で、登りは特に問題ないが、  斜面という斜面がシュプールだらけ、「滑る所無いよなー?」

 俯瞰

雷鳥平・奥大日を俯瞰

 この眺めも壮観です。

 薬師に続く

薬師に続く山々

 

懐かしい、あの稜線!
ここ立山と同じで2年続けて計画倒れ、来春こそ実現したいな

 剣が望める

剣が望める

 山崎カールの上部、雄山直下に9:40頃到着。しばし眺望を楽しんだあと滑降準備。 10:10トラバース気味に滑り込む。 上の方はラインを選べばノートラックが残っており 感触を楽しみながら降りていく。 調子に乗って滑っていたら、スキーがささって 頭から転倒。 今シーズンはコケ無いようにと思っていたが、いきなり目論みがハズレてしまった。
真砂の尾根・右端の下に10:25頃着。 このままテントに戻るのも勿体無いので、 トレースを追って登れる所までと上がり始めた(10:45)

 山崎カール

滑ってきた山崎カール

下は至る所シュプールだらけです。

 一ノ越方面

一ノ越方面

 

 この登りがかなり急でスキーで行くのがちょっと辛い、途中で距離は短いがノートラック の斜面が残っていたので、そこを滑る事を理由に登りを止め滑ることとした。

 シュプール

滑った後

 

少しの間だったが気持ち良かった!

 その後、テン場に戻り、行動終了(12:00頃)
昨日からろくに食べてないのでシャリバテ気味を解消すべく午後から はお食事&飲み物タイム。 

 シュプール

夕暮れが迫る

 

 シュプール
雄山側
 別山

夕暮れから

 

 別山

夕焼けへ

 

 

26日(月) 真砂岳を滑る 〜 下山

 昨日、あれだけあったテントも20張り弱と少なくなり、 だいぶ静かに なってきた。 ただずっと天気が良いので雪の状態は良くなさそう。 夜中だけでも 雪が降れば良いのに。。。? 今日は大走りからの尾根を登り北側の沢状を滑る予定で 7:50発。 

 浄土山

浄土山方面

 

尾根の途中から

 室堂ターミナル

室堂ターミナル方面

 

いい眺めです。

 大日

テントも少なくなってる

 

 稜線近くなると雪付が悪いのとクラスト気味で、スキーで登るのが難しくなり 途中で止め滑りに移る。(9:50/10:25) 上部は尾根の右・沢状をトラバース気味に ノートラックのラインを探すように滑り降りる。  結構疲れたが、ここが今回一番楽しくすべれた。 途中からシュプール後のボコボコ雪を 難儀しながら降りていき、最後は平原をダラダラ滑りテン場着10:50。
 明日までの予定だったが、滑りたかった所が滑れたのと、今夜から天気が崩れる予報から今日下山する事にした。  テントを撤収して、重荷に難儀して室堂ターミナルへ登り返し、扇沢に戻る。 最後は薬師の湯で汗を流し帰路についた。
 天気が良く、上々の初滑りだったが、肝心の滑りのレベルはイマイチだったかなー? もっと修行が必要か。

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