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日   時
2007年 3月29日   前夜発
山域 ・ 山名
上越  巻機山  清水〜井戸尾根 往復
形  態
山スキー     メンバ : 稲葉 
 行  動
国道脇6:30(林道歩き) 〜 桜坂P7:00/15(スキー) 〜 井戸の壁の上(1100m)8:15/30 〜 1500m9:25/40 〜 ニゼ巻機10:20 〜 巻機山11:00/15 〜 避難小屋コル 11:30/50 〜 1350m12:20/35 〜  桜坂P13:00/20 〜 国道14:00

  久しぶりの巻機山スキー 朝、清水の国道脇に路駐して出発。 桜坂Pへの道路は通行止めで重機ブロックしてあったが除雪はしてあり、スキーはザックに着け林道をテクテク歩くこととなった。 桜坂Pからスキーを履き改めて出発。

 

朝の桜坂P

  駐車場は1m程度の雪だが、山肌は雪解けが進んでおり今年は雪が少ないのを実感。 井戸の壁は藪が多く苦労したが、とりあえすシールで登りきった。 その上からはそこそこの積雪で藪も少なくなり、大分登りやすくなってくる。 今日は平日なので他には新潟の高校山岳部の合宿?(テント泊まり)パーティが登っているだけで静かな山です。 

 

 

谷川方面
まわりは曇り空だけど谷川だけは日が差している..

 

 

1500m付近から

 

  ニゼ巻機の稜線に乗った時は頂上が望め、滑る予定の米子沢源頭も少し亀裂があるものも何とかなりそうだと思っていたのだが... 

 避難小屋のコルまで一旦降りたころから急にガスって来てあっと言う間にホワイトアウト状態になってしまった。 (埋まっているのか避難小屋は確認は出来なかった) 
 その上、なだらかな稜線に出ると風も強くなり、何も見えない中コンパスを頼りに山頂を目指して慎重に足を進める。 頂上手前の1967mピークとおぼしき所を過ぎ、もうすぐ山頂のはずだと標識を探すが白一色の世界で何も見えない上、風も凄くて、「これじゃやってられないよなー」と標識探しは諦めておしまいとする。
 (今回は封印するつもりだったが一応GPSで位置確認。 山頂付近に間違いなく一安心した)

 一息入れた後、お楽しみの滑りのはすだが? これではムリです。。。 コンパス頼りにどこ滑ってんだかわかんない状態の中トラバース気味に滑って行く、途中ちょっとだけ残っていた自分のトレース跡にも助けられ避難小屋のコルにたどり着いた。 
 
 ニセ巻機からは、高校山岳部のトレース跡(彼らは赤旗をずっと立てながら登っていました)が少し残っていたので、それを頼りに滑り降りる。 1550m付近まで来ると視界も少しは良くなって来て、クラスト気味だがようやく滑りを楽む事ができるようになった。

 

 

1350mまで降りてきて
ここまで来ると視界は良好になるが、上はガスです

  井戸の壁は藪で滑れそうも無いので、右側の沢状の斜面を降りることにした。 藪が無いというわけではないが、そこそこ滑れたのでこっちで良かったかもしれない。
 桜坂Pに13:00着、除雪車が入っていて駐車場もかなり除雪されていた。 この様子だと今週末にはここまで車で入れるようになると思う。 
 ホワイトアウトで予定の米子沢源頭は滑れなかったが、久しぶりに緊張感を持って行動できて、それなりに楽しい山行でした。 
 今シーズンは何とか行く機会を作っても、天気に見放されているようで困ったものです。 やっぱり日頃の行ないなのかなー。。。

 

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