只見川 : 恋の岐川 〜 平ヶ岳

日時 : 9月13日(土) 〜 9月15日(月)2泊3日
形態 : 沢登り   メンバ:3名 私 、Nabe 、 Uchi

 平ヶ岳周辺の沢で難しすぎず自分らのレベルでも手頃で綺麗な所というと、この恋の岐川になるかな。 Nabeさんも前から行きたかったらしく、Uchiさんも古い友人の思い出があるという。 自分もこの周辺を辿ってみたい思いもあり、3人での遡行となる。

9/13  小山 → 佐野 → 桧枝岐経由 → 鷹ノ巣 → 恋の岐橋(入渓) 〜 1100m付近B.P

 週末の天気はパッとしないが、まずは出発。 下山後の車回収をどうしようかといろいろ考えたが、結局チャリで12kmの林道を誰かが頑張るということになった。 まずは鷹ノ巣に自分のチャリをデポ。 3連休ということもあり鷹の巣駐車場はほぼ満車状態、これだと沢に入る人も多そうだなと感じながら恋の岐橋へ向う。 案の定、恋の岐橋周辺には既に10台くらい駐車してある。 最後の一台分くらいのスペースに駐車して準備後、橋の下から入渓。
10:30 入渓。 天気は曇り、午後から夜にかけて雨かもしれない。

 最初はこんな感じでなかなかきれい。 それでも、曇りだし水にどっぷり浸かるのはちょっと遠慮しとくかな〜。。 なのでヘツリ気味に越えて行く。

 5m?2段滝 この辺りから、淵・釜を持った小滝がけっこう続き、楽しい。 暑い日であればさらに楽しめそう。

 ちょっと大きめの瀞で竿を出してた方。 仕舞う所だったが2匹GETしていました。

 似たような感じで、釜と小滝が続く。 岩魚いそうかなと思うが、たぶん自分たちが今日の最終P。 魚影は見えなかったが。。。

 ここの釜で竿を出してみる。 二人ともネットで見た入れ食い状態に感化されて竿を買ってきてました。 さすが! でも皆、ウン十年振りに釣り竿を持ったとの事、しばらくの間、遊んではみたが全然ダメでした。
12:00/12:40?

ここも、なかなかきれい。
この滝を過ぎた? 辺りで清水沢の出合。 これまでより開けた感じになってきて。。。

 きれいなナメ床地帯となってきた。

 いい感じ、 顔がほころんできますね。

 ナメ床も終りになると、両岸が狭くなってくるが、きれいな釜・小滝と続いている。

 最初のころと同じような渓相が続く。

 ここも楽しい

 またまた、ヘツリ

 ポツリ・ポツリと雨が落ちてくるようになってきた。 2時過ぎくらいから泊り場を探していく。 1100m辺りで右岸の高台に適地あり、ここを第一候補として、すこし上まで遡ってみるが、あまり無さそうなので最初の場所に決めて戻る。(三角沢出合より手前、入り黒沢山から北に落ちる沢の出合辺り) 下草を平らにすると割と広く快適な幕場となった。
14:30第一候補地 15:00 幕場決定。

 薪集め、タープ&テント、そして雨に備えて焚火の上にもブルーシート。ほぼ完璧?な宴会場ができた。 その後は焚火を囲み、Uchi料理長のキムチ鍋を突きながら楽しく飲み明かす。
 夜、雨が落ちてきたものの長くは降らず快適でした。

9/14 B.P 〜 恋の岐遡行 〜 稜線登山道 〜 平ヶ岳水場付近 幕

 昨日早めに幕としたので、今日は早出か!と思ってはいたが、朝のボーッとした頭ではノンビリ動作、いつもより少し遅めの出発となってしまう。
7:00 B.P発

 今日も同じよう、ナメも出てきたりしてきれいな渓相が続く。
 天気も昨日より良さそうで気分はいい。

 小滝の連続

 さらに続く、

 連爆帯。
相変わらず釜・小滝が多い

9:00オホコ沢手前 / 9:20オホコ沢出合 

 たぶん、オホコ沢出合の本流側

 後に出会った人に聞くと昨日のオホコ沢出合付近は満員御礼、幕場は残ってなかったとのこと。 下で幕として正解だったかな。 ここを過ぎると、水量も減り穏やかな流れ、沢も右に左へとクネクネしながら。 雰囲気的には源頭に近い感じがしばらく続く。 

 ふたたび両岸が狭まってくると、また釜・小滝が続くようになってくる

 右に15m滝が落ちる二俣で休んでいると人の声が聞こえる。 前のパーティに追い付いてきたようだ。 ここを左、小滝を越えてしばらく行くと50mナメ滝、ここを8人くらいの大パーティが登っている所だった。 時間かかりそうなので、滝下でしばらく休憩。 今日は時折日が差してくるまずまずの天気、ここまで来れば後はノンビリ遡行ですね。

ナメ滝上部。
みなさん楽しそうに登っていました。

 ここを過ぎると、源頭の様相になり長かった恋ノ岐もほぼ終り、最後?の二俣を左に入り登山道を目指す。15分位の藪コギのあと登山道に出た。

登山道に出たとこ

14:30登山道14:45 〜 姫ノ池15:00 〜 水場15:15 幕 

 平ヶ岳水場から
天気も良くなってきた。

 水場付近のテン場はほぼ満員状態。 残っていた場所にタープ・テントを張り、濡れ物を乾かしながらノンビリする。
 夕方からはUchi料理長のカレーができるのを待ちながら飲み始める。 雲もなくなり、日が落ちてくると大きな満月が上がってくるではないですか。 これには思わず感激。。
 聞くと今日は十五夜、中秋の名月だそうで、お隣の船橋の数人Pは、平ヶ岳でお月見の会? で来てるとの事。 盛り上がって来た頃、オカリナのディエット生演奏が始まり、さらに酔いしれ楽しい酒盛りとなる。(若干1名、「涙そうそう」などと無理なリクエストしてた人もいましたが。。。) でも他のパーティもいるので早目のお開きとはなりました。

9/15 幕場 〜 玉子石 〜 姫ノ池  〜 鷹ノ巣登山口(車回収) → 銀山平 → 関越経由 → 佐野・小山 

 翌朝、晴れを期待していたが、ガスで展望なし。。 「山頂はパスかな〜?」とトーンダウン。 平ヶ岳は初めてで山頂に行くという料理長にデジカメを渡し証拠写真をお願いする事にした。 残った二人、まだ飲み物残ってるよね? 軽量化しますか? と、朝からダラダラと酒盛りとなってしまう。

 証拠写真
 Uさん一人たたずんで良い雰囲気だったそうです。

 まわりのパーティがほとんど出発した頃に撤収開始。 ほどなくUさんも戻ってきて、出発。
9:10 幕場発 

玉子石手前の湿原、
霞んでいるが荒沢岳方面も見えた。

玉子石
9:25/30

姫ノ池

後は降りるだけ    10:00 姫ノ池発

燧ヶ岳

10:55/11:15 大倉清水(ここはオホコ沢の源頭)
11:50/12:05 下大倉山 (途中から先行して降りる)
13:00 鷹の巣駐車場。 下山3時間、まずまずか? あとは車回収、チャリンコ峠ランです
13:10 チャリ。
 出だしは若干下り気味、すごぶる快調に飛ばす。 「チョー気持ちいい〜」 これは20分もあれば着くかなとルンルン気分だったのだが。。。 尾瀬口を過ぎ、林道が尾根を回りこむようになってから登り坂となる。
 ここからはガックリとペースダウン、 おまけにローギアに入らくなり(前にB.B交換した時に調整が良くなかった)チャリを押し歩くこと3,4回。 嫌気が差すほどのヘロヘロ峠ランとなる。 それでもなんとか踏ん張り、ようやく車に到着。
13:50 恋の岐橋。 車で鷹ノ巣へ戻り、終了。
 帰りは、銀山平で温泉につかり、関越〜北関東まわりで戻る。 みなさまお疲れ様でした。

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